2017年9月9日(土)に、聖路加国際病院　副院長・看護部長の柳橋礼子さんをお迎えし、セミナーを開催いたしました。

前半は、介護保険を取り巻く状況から、地域包括ケアシステム、看護師が働く場所の変化について、様々なデータからアカデミックな視点で解説を頂き、世の中の大きな動きを改めて確認致しました。

後半は、それらを踏まえて自己アプローチを実践しました。
柳橋さんご自身の学生時代から今現在をご披露いただきながら、各自「キャリアの拠り所は何か？」を明らかにし、各グループに分かれて意見交換を行ないました。
また、キャリア志向についての自己診断ワークも行ない、自分自身の客観的なタイプ理解も深めました。
この先、各自が納得感のあるキャリアデザインを描けるための「きっかけ」をいただき、多くの笑顔もみられる中で、講義は終了となりました。

当日は多くの皆さまにご参加いただき、誠にありがとうございました。
アンケートでいただいたお声を一部ご紹介いたします。

◎今後の方向性に迷いが生じていたので、キャリア形成について沢山の気づきを得られました。

◎柳橋看護部長さんの柔らかい物腰にいやされました。振り返り、気付くことの大切さを実感しました。
来てよかったです。自分の原点に立ち返ることができそうです。ありがとうございました。

◎いろいろな現状の方とお話しすることができ、モチベーションの向上につながるきっかけを持つことができました。

◎キャリアの概念をいろいろ知ることができておもしろかった。自分も悩んでいるところですが、傾向がはっきりした気がします。柳橋さんのお話しを直接近くで聞けた経験ができてうれしいです。

◎柳橋先生のご経験を聞かせて頂き、自身も今まで以上にチャレンジ精神を持ちたいと思いました。

◎今後のキャリアを考える非常に良い機会になりました。グループワークを通して、自分の考えていることがそのまま結果になり、今後の仕事選びの参考になりました。

◎自分を見つめ直すよい機会となりました。

◎自分の異動が決まり今の部署でやりたかったこと、やり残したことが有り、いじけていました。
なりたい自分を思い描くまでは至らないものの、散らかった頭の中を整理して、現状を知る機会となりました。
まずは流されてみようと思います。有難うございました。

「ナースをつなぐ会」では、これからも看護職の皆さまにとって有益な情報や場を提供出来るよう努めて参ります。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。