岐阜県の看護師の求人状況
岐阜県の看護師の求人倍率は2.68倍。全国平均の2.70倍をわずかに下回る倍率となっています。病院及び診療所数も、周辺の静岡県や愛知県ほど多いわけではありません。また、厚生労働省の資料によると、人口10万人に対する施設数は、全国平均の6.7施設に対して岐阜県は5.0施設となっています。そのため、ほかのエリアと比較すると就業先施設の選択肢は少ないといえるでしょう。
岐阜県は、メインエリアの岐阜市や大垣市周辺に大きな病院や医療センターが集まっています。一方、そのほかのエリアには小規模・中規模の診療所が多く置かれています。
また、訪問看護にも力を入れており、訪問看護ステーションが県内6ヵ所に設置されています。そのため、診療所や訪問看護ステーションでの就職も選択肢に入れると、転職しやすくなるのが特徴です。
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職場選びに迷われた方、まずはご相談ください。
求人倍率が全国平均よりもわずかに低い岐阜県。大病院や医療センターなどの人気施設は競争倍率も高く、求人募集が早く終了してしまうこともあります。その一方で、メインエリア以外では訪問看護や介護サービスの需要が高いのが特徴です。ですから、病院勤務以外の働き方も検討している看護師の方にとっては、新しいフィールドでの就業先を探せるエリアでもあります。
ベネッセの看護師お仕事サポートは、ご本人が希望される働き方の条件などについてお伺いし、おすすめの案件があればすぐにご案内しています。また、ご希望に合わせて、仕事探しのアドバイスも行いますので、ぜひご利用ください。
メインエリアの岐阜市や大垣市の病院で就業先を探すか、そのほかのエリアの診療所や訪問看護ステーション、ケアプランセンター、療養通所介護事業所などで働くことも視野に入れて探すかで、求人状況が変化します。ですから、エリアにこだわらず、希望する診療科目や働き方の条件に応じて探してみることをおすすめします。
公益社団法人岐阜県看護師協会は、障害者や高齢者といった在宅療養者が、住み慣れた地域や家でも安心して療養できるよう、訪問看護サービスに特に力を注いでいます。
総務省統計局の「平成25年住宅・土地統計調査」によると、岐阜県に住む人々の平均通勤時間は23.5分となっていますので、メインエリア以外の場合、通勤時間も短く済み、渋滞などのストレスもなく通勤することができるでしょう。その一方で、メインエリアである岐阜市や大垣市への通勤となると、電車の通勤ラッシュや車の渋滞に遭う可能性は高くなります。
立ち仕事も多い看護師は、通勤ラッシュなどで体力を使いたくはありませんので、メインエリアでの就業を検討している方は、住まいから病院の通勤事情についても事前に確認しておくといいでしょう。